推薦の言葉
形成外科医師 塚本 博和
阿部泰志先生は、素晴らしい整体技術をお持ちであることはもちろん、非常に明るく楽しいお人柄の方です。
アットホームな雰囲気の中、施術は常に真剣勝負そのものです。
先生は武術による整体を得意とされ、身体の仕組みや機能的な使い方にも詳しく、また、日夜研究と工夫を繰り返されておりますが、その内容は筋肉の反射や特性を活かした施術で、強く揉みほぐしたり、強い刺激を与え続けたりすることはしません。
非常に効果的で、即効性のある施術も多いのですが、特筆すべきは、時間の経過とともに改善が早く進んでいく、自然治癒力向上を第一の目的としていることです。
マッサージの場合、正しいマッサージとそうでないマッサージがあります。
今流行りの激安マッサージなどを経験された方はおわかりだと思いますが、強い刺激を与えられ、その場では肩や腰が軽くなったように感じますが、翌日以降はまたコリやハリがもどる『揉み返し』と言われる現象が起きます。これは強く揉まれた筋膜が傷つけられるために生じます。
『揉み返し』でコリが再現されれば、またそこを揉んでもらいたくなります。そしてマッサージに行かなくては気がすまない、マッサージ中毒になってしまいます。
これを繰り返すことで筋膜が厚くなり、筋肉の質は低下してしまいます。
阿部先生はそのようなことをせず、まず問診をしっかり行います。そしてクライアントの身体レベルに応じた技を組み立て、常にクライアントの負荷を少なくしながら最大の効果を上げる工夫をされています。
その場しのぎのマッサージなどとは違って根本治療を狙う姿勢は、本当に人を喜ばせたい、楽しませたいという先生の生活信条そのものです。
家の中でも杖をつかなくては歩行できない御婦人が見えた際に、施術が終わった後、杖を忘れて帰った笑い話は有名です。
このように気づかぬうちに改善しているというのが先生の施術の特徴かもしれません。
私は医師として、今後とも先生には多くの悩める人を救い続けていただきたいと心より願っております。
先生の益々のご活躍をお祈りしております。