よく、我慢にも限界がある、などと言うことがありますね。
そうなんです。耐えるということに使うエネルギーは、耐えれば耐えるほど消耗してしまいます。
例えば、何かの勉強をしていて、ずうっとそのことを考えていたり、知識を脳みそに叩き込もうとしていると、すごく疲れますね。
あるいはまた、職場などで人に嫌われないように、いわゆる「良い子ちゃん」でいたりすると精神的にとても疲労してしまい、家に返ったときにはもうすでに「良い子ちゃん」ではなく、反対に「悪い子ちゃん」になっていたりした経験はないでしょうか。
これは、つまり精神的エネルギーには限界があると考えるとわかりやすいです。そしてそれは、ひとつのことだけでなく、日常で経験する複数の出来事が原因であり、摩擦の多い出来事が多ければ多いほどエネルギーを使い、エネルギーを使い果たしてしまうと行動がストップしてしまいます。
ですから、ではどうしたらよいのかというと、小さな摩擦をできるだけ避けるということが肝心です。摩擦になるような種を植え付けないことが肝心です。何かの結果には自分の思考に原因があることが多いものです。
いわゆる「引き寄せの法則」などと言ったりしますが、自分の思考が現実をつくりあげていきます。そしてそれは精神的エネルギーの量が少ないとき、とてもネガティブな考えをし出すことが多いものです。
摩擦がなく、楽しい日常であれば笑顔でいることができますし、笑顔でいることがまたいろいろないいことを引き寄せてきます。
あ、何か嫌な気持ちになりそうだなと思ったら、逃げた方がいいです(笑)。嫌なことが起きる場面にいないことが一番です。それが叶わなかったら、とにかくそのことにエネルギーを使わない、そのことに栄養を与えない、エネルギーを使わないことが一番です。
職場が嫌で、地獄のような日々ならば、他の職場に移ることを考える必要がありますし、改善できるのであれば、自分の心がよりよい方向に向かうようにセッティングしてあげることが大切です。
楽しくてワクワクするような一日を過ごすことができれば、人生はどんどん好転していきます。
言葉は行動をリードします。ネガティブな思考は言葉になり、最終的に行動となり、ネガティブな結果を目の前に出現させます。
もし、どうしてもネガティブなことばかりだ、と思ってしまうときには、こう考えるといいと思います。
「この出来事は私に何を教えてくれているのだろうか?」ということです。そこから学ぶことは決してゼロではないと思います。
そしてこの答えが「職場を移ること」かもしれませんし、「もっと勉強をして知識を身に着ける」ことかもしれません。
そしてさらに上級編ですが、これができればネガティブ回避することができます。
それはあらゆることに「感謝すること」。
嫌なこと、嫌なやつに、教えてくれてありがとう、という、シンプルかつ非常に難しい方法、これが絶対的に状況を好転させてくれます。そしてエネルギーを増やしてくれます。
そんなことできないよ、という方、これは上級編です。
ただ、一回やってみる価値はありますよ。日常で腹の立つことに感謝する。何かを教えてくれているのだと考えることで納得できる。だんだんと幸せぐせがついてきます。
人生をバラ色にするか灰色にするか、それは私たちがかけているメガネの色が影響しているわけです。物事は中立です。
限りあるエネルギーを無駄に消費せず、状況を好転させること、そのために「感謝」をすること、ぜひ一回やってみてください。
今日もご連絡ありがとうございました。
阿部泰志でした。
武蔵村山市大南4-24-8にあります634bodysalon(むさしボディサロン)は完全予約制です。