ウィキペディアによると、ミラーニューロンとは、霊長類などの高等動物の脳内で、自分が行動するときと、他の人が行動するのを見ている状態の、両方で活動電位を発生させる神経細胞である、とあります。
他の個体の行動を見て、まるで自分自身が同じ行動をとっているかのように鏡のような反応をすることから名付けられたそうです。
我々も他人のすることを見て、自分のことのように感じることがありますが(共感)、我々の脳の前運動野と下頭頂葉でミラーニューロンと一致した脳の活動が観測されているそうです。
このミラーニューロンについてはまだ詳しくわかっていないそうですが、個体が生きていくためには親や集団のまねをしていく必要があります。環境が人を育てるといいますが、この複雑な脳の仕組みの中に生きるためにコピーをするしかけがあるということは大変興味深い話です。
しかし、生活全般にわたってこのミラーニューロンが働くとすると、よい影響もあれば悪い影響も必ずあるはずですね。
よい環境の中に身を置くことは、自分をよい状態に保つために必要です。ビジネスの世界でもよく言われるのが、普段お付き合いしている友達5人くらいの年収を足して、その人数で割ると現在の自分の収入に近い金額になるそうです。年収を上げたかったらそれなりに稼いでいる人とのお付き合いが必要ということだそうです。
知らず知らずのうちにミラーニューロンを働かせてしまうのですから、気持ちのいい環境で気持ちのいい仲間と付き合うことが大切ではないかと考えます。そうすることで体も健康で心も健やかでいられるということです。自分を変えるために環境を変えてみるということを考えてみるのもよいのではないでしょうか。
今日もご精読ありがとうございました。
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阿部泰志でした。