うつし

武術で相手と対峙した場合、相手の隙をみつけ、そこを攻撃します。

しかし、相手にスキがない場合……

スキがないということは攻撃しても防御されてしまいます。さらには自分が攻撃をしかける際にできてしまったこちらのスキをつかれる恐れがあります。勝負ということであれば負けになるということです。

 

ではどうしたらよいのか……

相手のスキをつくり出せばいいですね。

相手をコントロールする必要があるわけです。

相手のスキをつくり出す方法はいくつかあります。

ひとつは現代風に言えばフェイントをかけるという方法。行くぞ!と見せて行かない、そして相手の防御の構えを崩します。スキをつくり出すわけです。そして行かないと見せて崩した構えに対して攻撃をしかけていくという方法です。

 

もうひとつは「うつし」という方法。

うつすという言葉通り、相手に自分をコピーさせるのです。

これは前にお話したように、人間の持つミラーニューロンを短期的に応用した技術だと私は考えます。

例えば、相手の構えを一度こちらがコピーしてから、だらりと両手を下げると、不思議なことに相手も両手を下げたくなるのです。そうやって相手にスキをつくらせ、そこを攻撃していくという方法です。

これは目から入った表層的な情報がコピーされていく状態ですが、戦いの現場だけでなく、日常生活でも同じことが起こっています。

もし、自分がなりたい理想の人が近くにいるならば、それは大変幸運です。コピーされていくからです。

では逆にそうではない人が近くにいる場合、その人はあなたのドリームキラーになる可能性があります。いや、ドリームキラーですと言ってもいいかもしれません。

ですから、可能な限り自分がコピーしたくない人生を送っている人とは距離をおく方がいいのです。

また、我々治療に携わる人間も、腰痛を持っている方、肩が痛くて手が上がらない方など、驚くほど多いのです。がんの専門医もがんにかかる先生が多いそうです。患者さんから「うつし」を受けてしまっているのです。

634bodysalon(むさしボディサロン)に初めてお越しになる方も満身創痍の方が多くいらっしゃいます。マイナスのエネルギーが非常に強いので、患部にふれるとこちらの体に痛みが入ってくることがあります。

私は特殊な方法を使ってその邪気を抜いてしまいますから、痛みや障害をコピーしてしまうことがないのですが、多くの治療家はご自分の命を削るようにして治療をされているようです。

私は常にサロンの中の気を整えることに気を遣っています。クライアントが見える前と後にある方法をつかってサロンの中によいエネルギーを満たしています。ですからクライアントの気も整い、私の気も整うのです。よい相互作用が起きるのです。

メンテナンスで通われている方はそれを敏感に感じてくださっているようです。

 

場を整え、よい気で満たされた環境に入ればそれが「うつり」、よい状態に変わるのです。これはあやしい精神世界の話ではなく現実です。

そういう意味で私は常に修行をしています。常に自分を高め、クライアントによい気を「うつす」ようにしています。見えない武術の理論と技術を使います。見える技は実は簡単です。押したり揉んだり、機械を使ったり、電気を当てたり。それで治る方はそんなに重篤ではないということも言えると思います。

ですからこれからも毎日武術修行を欠かさずに行おうと思っています。毎日を楽しく過ごし、ハッピーに生きて、縁があって来てくださっているクライアントによい気を与えていきたいと思います。

今日もご精読ありがとうございました。

武術整体で人生を改善する634bodysalon(むさしボディサロン)の阿部泰志でした。

 

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