我々が何ををしようと決断する際、
自分で判断して、それを決定しています。
……と思い込んでいます。
実は多くの場合、というかほとんどの場合、何かにコントロールされてしまっているということの方が多いそうです。
例えば真夏にコ◯◯ーラのコマーシャルを見たら、あの砂糖と酸性の代表ドリンクを喉に流し込みたくなりますね。
小腹が空いたときには、あの塩と炭水化物と安いオイルでできたポテトチップスのコマーシャルにつられてしまいます。
例えば普段健康に気遣っていたとしても、そのような欲求に打ち負かされてしまうのです。
このように、我々は自分でコントロールしていることが多いように感じているのですが、実はさまざまなコントロールを受けていることが多いのです。さまざまな業者がワナを仕掛けたり、行動を促すような洗脳をさまざまな媒体を通じて流しているのです。
そのコントロールの手法はたくみで、実は我々の感情を揺さぶる方法によってそれを行います。
マズローの欲求段階説は有名ですが、それを見ると理解できるように各段階で欲求をくすぐるようにコマーシャルが行われます。
つまり、一番根強い感情である生存の欲求をくすぐること、あるいは恐怖を与えることで人は動いてしまいます。
自分の意思で行動していると思っている我々は、実はさまざまな外的刺激によりコントロールされています。
その結果として、無駄なものを消費してしまったり、健康を害してしまう場合もあります。
前回もお話しましたが、何かを判断する際にもそれを直視することが大事です。
また、感情を揺さぶられて行動させられるのですから、例えば欲しいものがあったら、それを手に入れるのを極限まで遅らせるということです。そうすると理性が働き、それは必要なかったということになる可能性が上がるからです。衝動買いばかりしていた私が言うのですから間違いありません(笑)。
今度もし何か欲しいものがあったら、それが本当に必要か、1週間は考えてみてください。それでも欲しかったらもう1週間考える。つまり欲しくなくなるまで考えるといいんです(笑)。
すぐにポテトチップスと炭酸飲料に手を出す人は、ご自分がコントロールされてしまっていることを知りません。そして健康を失ってしまいます。がんになってから治すよりもがんにならない生活をした方がいいことを知りながらできないのは、実はコントロールされてしまっているからです。
今日もご精読ありがとうございました。
武蔵村山市で健康づくり、慢性腰痛、慢性肩痛、急性腰痛(ぎっくり腰)、膝痛でお悩みの方は634bodysalon(むさしボディサロン)へご相談ください。
阿部泰志でした。