歩けないという辛さ

本日お見えになった70代の男性ですが、10年ほど前に変形性膝関節症のために、お膝を手術されたそうです。ご家族の方がお連れになりました。

手術以来正座ができなくなり、膝の可動範囲が大変狭くなってしまったとのことでした。

動作確認をしてみますと、非常にぎこちない歩行でバランスが心配になるほどでした。ベッドでの施術もどうかと思いましたので、フロアにマットを引く準備もいたしましたが、御本人がベッドでの施術を希望されましたのでそちらで行うことにいたしました。

膝の手術をするまではかなり活発に歩行などをされていたとのことで、ご自分が歩行できないことが大変悔しい、辛いとのことでした。

歩行する機会が少なくなっているためか、足首の状態もあまりよくありませんでしたがソフトな施術に心も開いていただけたようで、身体の反応も時間を追うにつれ早くなってまいりました。

そして御本人は膝が原因と考えられていた歩行ですが、足首と骨盤、腸腰筋の調整により快適な動作に変化いたしました。御本人はちょっと不思議な様子で、「お座りください」と申し上げたのですが、なかなか座らずに部屋の中を行ったり来たりしていらっしゃいました。

「不思議だー、不思議だー」と繰り返しながら、何年もできなかった歩行がスムーズに行えて喜んでいただけました。

このような出来事、患者様がびっくりされて喜びを表現するシーンに出会いますと本当にこの仕事を選んでよかったなと私も感動いたします。

歩行の際に膝が上がりづらかったのが大分改善されたと大喜びされていました。

お帰りの際にはご家族の介助もなく玄関まで自然な歩き方をしていらっしゃいました。

喜びの顔を見せていただき、ちょっと忙しかった年末に花を添えていただいた感じがいたしました。皆様今年一年本当にありがとうございました。

本日もご精読ありがとうございました。

来年も多くの方々の笑顔をいただけるよう誠心誠意頑張っていきたいと思います。

皆様方のご多幸とご健康を心よりお祈り申し上げます。

634bodysalon(むさしボディサロン)の阿部泰志でした。

膝や腰が原因で歩行が困難な方、慢性的な痛みに苦しんでいる方、突然やってきたぎっくり腰、急性腰痛でどうしてよいかわからない方は武蔵村山市、玉川上水から近くの634bodysalon(むさしボディサロン)にご相談ください。

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