人の体はよい方に戻ろうとするのか?
悪い方へと戻ろうとするのか?
一度体調がよくなり、また体調が少し落ちたような気がするという方がいらっしゃいます。
つまり、「悪い方に戻ってしまった」という感覚になるわけです。何かちょっと哲学的な感じの話になってしまいますが、これはどちらが主体かということからの話になるのではないかと思います。
多くの方は慢性的な痛みや不具合を抱えていると、そのうちに、その慢性的な痛みのある体が自分であるというふうに思い込んでしまいます。
ですから、慢性腰痛などでお越しの方が一回の施術でうまく軽減してしまうと、それはちょっと変な感じがしてしまうようなのです。そして「おかしい、この角度で痛みが出たはずだ!」と言いながら痛みを探し出そうとしてしまうのです。
これは笑い話のようですが、かなりそのような感覚になる方が多いのです。
つまり、痛みがある自分が普通で、痛みが取れた自分は何かしっくりこないというような感じになってしまうのです。
しかし、普通一般的には痛みのない体が普通の状態であって、軽く押したり叩いたりしても痛くないというのが普通なのです。
そうやって考えてみますと、いい状態が普通で悪い状態は普通ではないとしますと、「戻る」ということは、つまり普通に戻ることですから、いい状態に戻るというふうに考えていくのが正しいのではないかと思います。
そして常に我々の身体は「よい方向に戻ろう」としているのです。例えば手か何かを怪我をして出血したとしても、それは自然に傷をふさぎ、元の機能に戻そうという身体の働きがあるわけです。これがまさに「自然治癒力」と言われるものです。
634bodysalon(むさしボディサロン・整体・武蔵村山市)においでいただきメンテナンスをしていらっしゃる方はこの自然治癒力が向上していることを実感してくださっているからこそではないでしょうか。
今年は風邪を引かない、インフルエンザにもかからないとか、疲れがたまりにくくなったとおっしゃいます。
自然によい方に戻る、それも早い速度で戻るようになります。
今日もご精読ありがとうございました。
肩こり、頭痛、耳鳴りも身体全体の活力を上げることでおさまっていくケースも多くあります。
身体の不調にお困りの方はご相談ください。
阿部泰志でした。