苦労や努力はしなくてはいけないのか?

私たちはいつも「頑張れ頑張れ!」「努力をしなくてはいけない」というふうに家庭でも学校でも教わってきました。

「No pain no gain」という考え方ですね。

ただ、この努力をしないと成功しないのだ、という考え方は横並び教育の延長上に、人間をロボットのように働かせるための一つの方便であったと私は思うのです。

それでは努力はいけないのか、ということですが。いけないというのではなく、努力状態、つらい状態、我慢しながら何かをやるということが間違いではないのかと、特に最近思うのです。

例えば同じランニングをするにしても、趣味で楽しく、うきうきしながら走る人と、ダイエット目的でノルマを課せられて走るのとでは、同じ走るということでも全く違う精神状態に置かれるわけです。

つらい状態を経由しないとよいことは起こらないのかというと、そんなことはないわけです。

算数の問題を解くのが大好きな人は問題をワクワクしながら解くでしょう。しかし、数字を見るだけでアレルギー反応を起こす私のような人では同じ数字を見ても全く反応が違うわけです。ですから、大好きなことをやって、そちらの方面で活躍することができれば一番いいわけです。

個性を重視しない、暗記成績を上げて評価される学校教育はすでに時代遅れです。私が子供のころとさして変わらない教育内容は、相変わらず工場で画一的な仕事を文句も言わず行う社員をつくるための基礎固めにも感じます。

個性尊重をしない、そんな教育は教育ではなく洗脳です。モンテッソーリ教育のように、その人が持っている興味、能力を徹底的に伸ばしてあげると、恐ろしいぐらい専門的に優れた人になります。

つまり、その個人がワクワクしたり、夢中になれることをできる環境をつくることが素晴らしい社会をつくるのではないでしょうか。

そうやって考えてみると、自分自身、もっともっと好きなこと、ワクワクすることをしていいんだということになります。

私はこの整体の仕事がやりたくてやりたくて仕方なくて開業しました。

逆に言うと、ワクワクしないことはやらないと思っています。

ですから、将来的には京都の老舗のように「一見さんお断り」にしちゃおうかなというぐらいの考えです。

その方がいい仕事ができるとわかっているからです。楽しいことにどっぷりとつかっていたい、嫌なことはやらないと決めています。生意気なことを言うようですが、自分の人生、自由に生きていきます。

ワクワクすることでいい仕事ができます。クオリティを上げるためには自由でなければなりません。

人様に迷惑はかけませんが、自由に生きていこうと、昨今考えている次第です。

楽しい整体を目指す634bodysalon(むさしボディサロン・整体・武蔵村山市)の阿部泰志でした。今日もご精読ありがとうございました。

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