巧遅は拙速に如かず

オリンピックも終了し、アスリートたちの限界まで挑戦する姿などが放映され、コロナ疲れした心にも、何か頑張らなくちゃ、などという気持ちがわいた方は私だけではないのではないでしょうか。

暑い日中にランニングしている人を観察してみると、どうもそういう人種のように見えてしまうのです。もう少し涼しい時間帯にトレーニングした方がよいと思いますが、必死の形相で走る人によけいなことを言う雰囲気はありませんね(笑)。

今回のオリンピックははっきり言ってズタズタでしたね。新型コロナウィルスの流行とも重なり、期待していた経済効果はほぼなくなり、事故のオンパレード、ロゴのデザイン、競技場のデザイン、不適切な発言、リーダーはキス魔、命がけで取ってきたメダルを知事が調子に乗って噛んだりととんでもない状態でした。

選手たちは命を削ってまでも競技に勝利したいという気持ちで参加しているのです。都知事も総理大臣も自分の命を削ってでも東京都をよくしたい、国をよくしたいと思っているのかということを強く感じました。構図としては自分が責任を取らないという感じで当事者のくせに遠巻きに見ている感がありました。この先もおそらくそういう感じで進んでいくのでしょう。

早めのロックダウンがあれば、これほど新型コロナウィルスの被害もひどくならなかったはずです。封じ込めに失敗した結果が今の惨状につながっていることは間違いないでしょう。巧遅は拙速に如かずの言葉通り、後手後手、ノロノロ、ズブズブの対応で、満足している国民はひとりもいないのではないでしょうか。

この先、まだまだ感染者が増え続けるでしょう。

「この件につきましては、明日専門家会議を開いて……」なんて言ってる場合なんですか?会議の結果も中途半端、重症になって亡くなっている人がどんどん増えているんですよ。

私が怒っても全くしょうがないのですが、せめて感染しにくい環境、感染しにくい人を増やす努力は続けていきたいと思います。

頼るべきは自己免疫力ということになるでしょう。

健全な精神と肉体を維持していくことは難しいと思いますが、小さなことを実践することでそれは可能になるのではないでしょうか。例えば主食を玄米に変えて、合成調味料や化学製品の入ったものは使うのを控える。農薬のない、あるいは少ない野菜をなるべく熱を通さずに食べるとか。

この新型コロナウィルスとの戦いは長いものとなるでしょう。

いたずらに不安感を煽るテレビを消して、感染予防対策だけはきっちりと取って、栄養をきちんと摂って、ヨガをやり、瞑想をするというのが私のおすすめプランです。

さらに、自宅療養を余儀なくされたらということを考えますと、一番先にやることは食糧の確保です。そして、それは玄米であるべきです。白米やパスタなどではなく、玄米をストックしておくべきです。保存料の入っていない味噌と玄米は、そんな日が来ないことを信じながらも用意すべきではないかと思います。

本日もご精読ありがとうございました。

634bodysalon(むさしボディサロン・整体・武蔵村山市)阿部泰志でした。

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