先日、ある方からお電話をいただきました。
「先生、あれから調子いいんです。」と。
これは別に私の営業トークでも何でもありません。
今まで数年もの間、整形外科、整骨院などを渡り歩きながらも腰痛が改善しないという方が見えました。もう腰椎の3番から5番までがめちゃくちゃだと言われ、それでも痛みが改善しないので、痛み止めを飲んで過ごすようになったそうです。最近では下肢にしびれも出てきて、100メートル歩いては休まないといけないほどだそうです。
御本人も、もうどこへ行ってもダメだというのがわかっているのですが、もしかしてということでいろいろなところを渡り歩いたというのです。
そのような状態は私のサロンでも改善しないかもしれませんよと、はっきり申し上げたのですが、「先生、それを覚悟で来ました。」というのです。
私は誇大広告も余計な営業トークもしたくありませんし、過剰な集客や回数券売りもしたくないので、お話を進めてお体を診て、改善できないのであればお金をいただかないのですが、この方は「いいんです診てください」の一点張りでした。
身体を丸めて、片足を引きずるようにしか歩けない、そんな状態でお見えになる方は多いのですが、明らかにこの方は重症でした。
ある部分をゆるめながら、これまた大事な関節に動きをつけていくなどの施術を中心に行いました。ハードな刺激は与えずに、御本人の回復能力が改善するように行いましたら、少し楽になられたようです。
私の手応えとしても悪いものではなく、これは時間を追って楽になっていくと予想されました。
多くの患者様、クライアントの方は病院や整骨院、整体院などで必要以上に脅かされているようです。
しかし、腰痛のほとんどが非特定性の腰痛であることからわかるように、同じぎっくり腰でも原因は様々であったりします。ですから私は必要以上に問診と観察に時間をかける必要があると思っています。
もし、施術がうまくいったとしたら、痛みなどは氷が溶けるように徐々に消失していきます。ぎっくり腰や慢性腰痛などでも、その場でパッと結果が出てしまうことがありますが、根本治療という意味ではある程度の時間をかけて消失していくというのがいいようです。
今回わざわざお電話を頂いた方も、日に日によくなっていったとのことです。腰椎がグチャグチャで脚にしびれが走り、人生を絶望していただけに、改善がよほど嬉しかったのだと思います。
私はこういう仕事がやりたかった。これでよかったと感じます。悪ガキで人のためになることをしてこなかった私ですが、本当に今幸せです。
幸せな人しか人を幸せにできないと思います。ですから、自分がまず幸せになり、人を幸せにし、その人がまた他の人を幸せにしていけばいい社会になりますよね。
最近は身内の方を紹介してくださることがとても多くなりました。自分の幸せを分けてあげたいと願っているのですね。嬉しいことです。
梅雨で天候が不安定ですが、体調を崩さないようにご自愛くださいね。
今日もご精読ありがとうございました。
634bodysalon(むさしボディサロン・整体・武蔵村山市)で元気になってください。
阿部泰志でした。