栄養と言えば……
タンパク質、炭水化物、脂質……
いろいろ思い浮かびますが、一体何をどう摂取していいのかということになりますね。
筋肉をつけたいからタンパク質を、プロテインをがぶがぶ飲んで、という方がいらっしゃいますが、実はタンパク質ばかりを取っていても実はいい筋肉がつくわけではないのです。
また、筋肉をボディビルダーのようにムキムキにつけることを最終的な目標とするのであればハードなトレーニングとタンパク質を多めに取る必要がありますが、そうでなければ健康で病気にかかりにくい体質をつくることを優先に考えるのがよいと思います。
では健康のためにどんな栄養を取ればよいのかということですが、巷のダイエット食品情報のように「これだけで」「これ一本で」「この食品をメインに」というのは、実はあり得ません。
ただし、バランスの問題と個人の特性の問題があると思います。不足しているものを補うような形で栄養を摂取することが望ましいわけですが、栄養学でも何でも、統計からの数値計算などからこの食品を1日に何グラム摂るべきだというようなことになりますが、あまりにも理想論的で笑いたくなります。
また、この栄養補助食品をとればレモン何個分だとかしじみが何匹だとか、ブロッコリーが何個分だとか、そんな宣伝文句ばかりですが、実際に栄養補助食品をとっていれば身体は元気なのかというと、そうではないというのが事実でしょう。
もともと自然のものが一番人間の身体に合うのであって、栄養素が突出したものをパクパク食べても健康にはなりません。
ですから、最大の栄養は何かと考えたときに、それは合成でない自然のものがよいということと、その季節にふさわしい旬のものを食べることです。
そして何よりも大切なのは空気ときれいな水と、塩です。
さらに心の栄養、つまり精神的に安定できるような環境も必要ですね。
何の栄養素がどこにどう効くのかなどと考えるよりも、
きれいな空気を吸い、きれいな水を飲み、塩化ナトリウムではない、イオン交換膜式でつくられたものではない塩を使い、旬なものを食べ、ハッピーな状態にあることを基本とするのが一番いいと思います。
シンプルに考えた方が、実験室の中で取り出された栄養素を必要以上に摂取するよりも何倍もいいでしょう。
ただし、それもこだわり過ぎて精神的にきついよりは、多少は許容範囲において考えるのがよいと思います。
今日もご精読ありがとうございました。
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阿部泰志でした。