私たちは何か眼の前に恐ろしそうなことが現れるとどんな行動に出るでしょうか。
多くの場合、そこから逃げようとする、あるいは目をそらして見ないふりをするということをしてしまいます。
その実態は大したことがないのに、怖いものだから目をそらして口笛を吹いてごまかしてしまうかもしれません。
例えば何か病気にかかってしまった場合にも、「まあ、今まで大丈夫だったから、大丈夫だろう」とたかをくくるかもしれません。
しかし、現実をしっかりと把握せずに放おっておけば事態は悪化してしまうかもしれません。
一番いい方法は何かというと、その事柄をしっかりと直視して、どのように処理したらよいのかを冷静に考えることです。見たくないものも直視すれば実は大したことがないことに気がつくことも多いでしょう。
現実逃避をすることはよい選択ではなく、常に心の中にわだかまりを持ったまま生活することにもなります。心の中に不安を抱えるということはつまり身体にもマイナスの結果を及ぼすことになります。
恐ろしいと思ったことからも目をそむけず直視すること、そして冷静に判断して心にわだかまりをつくらないことは。幽霊を怖がるよりも電気をつける勇気と行動力、現実を直視する勇気と行動力を持った方が結果は良いことになると思います。
じっくりと怯えずに現実を直視することで冷静な判断もできるというもの。
武術の鍛錬も同じ、冷静に相手を見ることでスキもわかり対応のしかたもわかってきます。
今日もご精読ありがとうございました。
武蔵村山市で武術整体で慢性疲労やぎっくり腰、腰痛全般に対応する634bodysalon(むさしボディサロン)の阿部泰志でした。