巷でよく「抗酸化」とか「抗酸化食品」という言葉が聞かれますが、何やらはっきりとわからない方が多いのではないでしょうか。
酸化とは、物質が酸素と結びつく現象を言うそうですが、ゆっくりと燃えているとも考えられそうです。
鉄釘を空気にさらしておくと、赤錆が出てきますが、これも鉄が酸化したということです。
我々の身体には酸素が必要なのですが、酸素がエネルギーとして使われるときに一部の酸素が活性酸素というものになるそうです。
そしてその活性酸素というのが体の老化を進めていきます。血管や肌、心臓などにダメージを与えると言われています。
どんどん燃えて老化していくのですね。
その活性酸素の働きを抑える働きを「抗酸化」と呼び、抗酸化を助ける食品、栄養素を抗酸化食品と呼んでいるわけです。
老化防止の観点から、抗酸化食品を取った方がいいわけですが、何もサプリメントに頼らなくてもいいのです。
植物には自分の身を守るための色素がありますが、その色素が抗酸化を助けるのだそうです。ですから、さまざまな、色鮮やかな野菜やフルーツを食べるのがよいそうです。
また、同時に酸化を進める、ストレス、働き過ぎ、食品添加物、排気ガス、紫外線などにも注意をする必要があります。
攻め(色鮮やかな野菜、フルーツ)と守り(ストレス軽減、紫外線を浴びすぎない)で老化を遅らせて、身体を守ってください。健全なる魂は健全なる肉体に宿るでしょう。
人間だれでも年を取り、老いていきますが、若々しく、清々しく生きていきたいものです。
今日もご精読ありがとうございました。
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阿部泰志でした。