世の中にはたくさんの病気がありますね。見たことも聞いたことがない病気もいっぱいあります。
病気になったらどうするか?
病気を治そうと思えば、病院に行きます。
これ、常識ですね。
常識ですか?
我々は病気になったら病院に行くという洗脳を受けて育ってきました。そして病院に行けば検査を受け、レントゲン写真なども撮り、その上で治療方針を告げられます。
しかし、その治療方針もあくまで基準値をもとにしたもので、個人の特性をそこに加味していないのが現状です。
オリンピック出場級の選手と、何もしていない平凡なサラリーマン、この二人に同じ薬を処方するわけです。しかし、一方はかなり身体能力も高く、免疫力も強いと考えられますが、そういうことになるわけです。
つまり、そのお医者様の力量にもよりますが、基本的な発想としてあるのがマニュアルと平均値に基づいた考えです。それが西洋医学です。
事故などによる手術が必要な場合、西洋医学はもちろん最強とも言えます。短期的な処置には、命を救わなければならない場合、最強です。
しかし、病はどこからやってくるのかというと、伝染性の病気はともかく、自分が原因であることが多いわけです。
お酒を飲み続け、暴飲暴食の結果、糖尿病や肝臓病になってしまうこと、添加物のたくさん入った食物を摂ってがんになってしまうこと、ストレスの多い職場で疲労を蓄積させてしまい、うつや胃がんなどになってしまうということがあるわけです。そしてそういうケースは多いと思われます。
まず、病気になったときに、病気になってしまった人には酷な話ですが、自分が病気をつくり出していなかったかということを考えていただくことが大切だと思います。なぜならば、病気になったからお医者様のところ、つまり病院に行って治してもらおうという図式になってしまうからです。
病気の根源は自分の体質なども大いにあると思いますが、生活習慣であり、思考の仕方であり、それらに基づく食事や呼吸や態度だと思います。
我々は今まで洗脳をされてきました。そして今も洗脳をされ続けています。
お酒は少しならいい、お酒を飲むと楽しくなって場が和む。ワインにはポリフェノールが入っているから健康に良い。酒は百薬の長だ……
私もお酒を飲むたびにそういったことを盾にしてきました。そしてそれは社会的洗脳であり、アルコール製造メーカーの策略だということに気づかずに飲んできたのです。
アルコール依存症という、社会的に問題が大きい病気に知らぬ間になっている人が多いと思います。
お酒は少しならいいものだという洗脳の結果、ずるずると依存症になっていくのです。
日本はアルコール天国!渋谷に行くと外国人が缶チューハイを片手に楽しそうに歩いています。しかしアルコールは薬物なんです。薬理作用があるんです。つまり副作用があるんです。
「私の血はワインでできているのよ」と言っていた女優さんはどうなったでしょうか?内蔵をがんで侵され、見るも無残な姿になり命を失っていきましたね。
社会的洗脳で少しなら飲んで大丈夫と思っている方は要注意です。アレン・カーさんの著作「禁酒」という本を読んでください。この本はお酒をやめたいと少しでも思っている方なら必読書です。
ウツボカズラという食虫植物がありますが、最初の一口蜜をなめたら最後、気がつくとウツボカズラの消化液の中にどっぷりとはまり込み、逃げ出すことは不可能となるのです。
このようにお酒を始めとして、さまざまな社会的洗脳に基づく生活習慣の悪化で健康を失っていきます。病気になったら病院に行こうではもう遅いのです。病院に行って治してもらおうというのは最後の手段なのです。
病気を作り出す主な原因は自分にあります。あいつのせいで病気になったというのではなく、病気になる環境をつくりその中にいたことが主たる原因です。そういうふうに自己責任で考えていくと、病気になる確率が減り、心地よい生活を送れるようになります。
先天性の疾患を除けば、病気は自分でつくり出していることの方が多いと思います。自分で自分を守る、そういう根本的な発想が必要なのではないでしょうか。
青空の下、人気俳優や女優がのどを鳴らしてビールを流し込む、そういう映像がアルコールを購買させます。そんな危険な洗脳が日常にあふれています。
何が健康に正しいのかそうでないのか、よく考えなければ流されてしまいます。冷静になって、楽しく生きるにはどのように健康をつくっていけばいいのかを考える時代なのではないでしょうか。
禁煙したい方はアレン・カーさんの「禁煙」、禁酒したい人、もうお酒とは縁を切りたいと思っている方には「禁酒」をおすすめします。
今日もご精読ありがとうございました。
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