景色を楽しむ

最近の私の楽しみは、北風に吹かれながらもオートバイでひとりツーリングすることです。

ちょっと前までは合理主義者であったような気がします。うんと若い頃は別にして(笑)、バイクに乗るということは目的地にすばやく移動するということが中心であったような気がします。

それが最近、目的地に到達することを主眼とするのではなく、「景色を楽しもう」という気持ちになってきたのです。この歳になってようやく人生を楽しもうなどという気持ちがふつふつと湧いてきたのです。

どうやったら人生を楽しむことができるのか?

人生とは一体なんだ?

人は何のために働くのか?

生まれてきた意味は何なのか?

若いうちは何でも合理的に、時間をかけず最大限の結果を得る。そういうことばかり考えていましたし、そういうことに同調できない人とは付き合いたくないと思っていました。

無駄な時間を過ごしている人を見ると腹立たしかったり(自分とは全く関係ないのに(笑))しました。

そういう合理的な考え方を持っていたから得たものもたくさんあります。いろいろな資格や経歴をいただいたことも誇りに思います。

しかし、それは取得するために努力をする自分がいたけれども、自分の人生を楽しむ自分はいたのか?と考えたとき、それはNOだと言えます。

努力した分を手にはできたかもしれません。

しかし、私は今まで風景を見ずに高速道路をぶっ飛ばしていたのかもしれません。

最近また、オートバイに乗るようになり、そんなことに気がついたのです。

人生を楽しむという、大切なことを忘れてしまっていたのです。

私のことですから、またコーナーリングのテクニックがどうのこうのとか、変にこだわり出すかもしれませんが、今は風に煽られながらも自然の移り変わりを肌で感じながら大型バイクでのんびりとドライブしたいと思います。

整体施術が終わったらバイクでのんびりドライブ。もしかするとこんな楽しみを今発見できるのは、合理主義者であったからかもしれません。

人生の後半は楽しみのために取ってあったのかもしれません。

私が今心からよかったことは、空手をやってバイクに乗ることでボケ防止になっていることだと思います。

命がけでボケを防止するという、やはりその辺は根性論的な考え方をする(笑)人が私なのかもしれません。

今日もご精読ありがとうございました。

肩こり・腰痛・寝違えなら634bodysalon(むさしボディサロン・整体・武蔵村山市)の阿部泰志までお尋ねください。

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