ドリームキラーズ カムトゥルー

私たちは夢を見ます。あ、これは寝ているときのことではなく、未来に素敵なビジョンを設定するということです。

未来に素敵なことが起こるように、また、楽しい世界がつくれるようにするには行動が伴わなくてはなりません。

例えばA子さんが、歌手としてデビューして人気絶頂になり、武道館でコンサートをするという夢を持つとしましょう。ルックスもそこそこで、歌も素人にしてはうまいとしましょう。

例えば、その夢を親に語ったらどうでしょう。

一般的な親ならば、ほとんどの場合、「やめなさい」ということになるでしょう。

では友達(親友)に話したらどうでしょうか?

もしかすると「応援するから!」と言ってくれるかもしれませんが、大体が「無理無理!」と言うか、心の中でそう言うでしょう。もしかすると陰口を叩かれてしまうかもしれません。

なぜなんでしょう?

それはミラーニューロンのなせる技なんですね。

例えば大空を鳥が隊列をなして飛んでいるところを見たことがありますか? あれ、とても不思議なんですけど、生物は同種の物で保護し合うニューロンを持っているんですね。ですから、自分たちの世界観からはみ出すと危ないから、その世界観から逸脱しないように仲間でコントロールしあっているわけです。

逸脱の可能性があるとブレーキをかける。

つまり、親が娘に芸能界入を反対するというのは、埋め込まれたミラーニューロンにより行動しているわけです。

まあ、動物の世界では逸脱イコール死という危険性が非常に強いですから、仲間に従うことがよいでしょう。

しかし、人間の世界では「人の往く裏に道あり花の山」と言われるように、人のやらないことがいい場合が結構あるわけです。人間の世界では価値イコール希少性という図式が成り立つからです。

一般人よりちょっと勝った方が価値があると考えられることがあるわけです。ですから、よく尖るという言葉を使いますが、人のやらないようなことをあえて行う、という人が成功するわけです。

そこで尖った行動ができる人はおもしろい人生、夢を手に入れるわけですが、せっかくの夢も、みんなに無理だ無理だと言われているうちにしぼんでしまうわけですね。これは止める人もミラーニューロンで止めているわけですからあまり悪気はないと思うのですが、夢を実現したい人にはちょっとありがたくないですね。

私たちがおもしろい人生を歩こうと思ったら、ちょっと人と違うことがいいのではないでしょうか。みんなの歩かない、ちょっと群れから外れたところを楽しんで行けたら、それは素敵なことなのではないでしょうか。

もし、夢を叶えたかったら、あまり始める前に人に言わないことです。少し動き出したら人に言ってもいいかもしれません。

他人の尺度に従うのでは人生おもしろくないと思います。おもしろそうなことを見つけたら、最初は内緒でやるのをおすすめします。

今日もご精読ありがとうございました。

肩こりと腰痛はワンセット、634bodysalon(むさしボディサロン・整体・武蔵村山市)にご相談ください。

阿部泰志でした。

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