治癒

心身自在

アンドリュー ワイル博士をご存知の方もいるかもしれません。

西洋医学の限界を感じ、東洋医学や様々な療法を研究、さらに精神世界など、貪欲に研究された博士です。自らも肥満でカウチポテト属だった彼が一念発起してジャングルにまでいく本のくだりはインディ・ジョーンズなみのおもしろさがあります。

ワイル博士の膨大な著作を簡単にまとめることは困難ですが、最終的な結論として博士は自己治癒力が健康を支えるものであるとおっしゃっています。

健康は病気でないというだけではなく、例えば、間違って病原菌に触れたときでもひどい症状にならないとか、風邪を引きにくい体質になるとか、そういったマイナスに傾いた状況を自分で修復していく力こそが健康であり、必要な力なのだと述べています。

ですから、対処療法的に風邪を引いたからお薬を飲みましょうというのではなく、内部から健康状態を作り出していくのが自己治癒であり、それこそが大切なことであるということですね。

外部からのものを治療、内部からのものを治癒と考えるとわかりやすいと思いますが、この内側、体内の免疫力を高めることが何より重要だと思います。

体や心は、実は常に治そうという働きをしています。間違って刃物で指を傷つけてしまったとしても、あまりひどくなければ自然に治してしまいます。体も心も同様です。

ですから、我々の仕事はクライアントの治そうという活動を支援していくことだと思います。痛みを取ることも大切なことですが、なぜ痛みが出るようになったのか、その原因を一緒に考え、改善していただくお手伝いをしていきたいと思います。

健康が一番。楽しい毎日が過ごせるようにこれからもお手伝いさせていただきます。

武蔵村山市の整体サロン、むさしボディサロンの阿部泰志でした。

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