言葉の重要性は今更ここで説明をするまでもないと思うのですが、我々の行動を促すのは間違いなく言葉ではないかと思うのです。
それは人からかけられた言葉かもしれませんし、自分で考えた言葉かもしれません。また、宣伝広告で繰り返し洗脳しようとしている言葉かもしれません。
いずれにしても言葉が潜在意識に刷り込まれてしまうと、それは抵抗のしようがないほどに行動を促してしまうのです。
そしてマイナスな言葉、ネガティブな言葉ほど我々の頭に入りやすいわけです。それはつまり危険回避行動を取るという、生命を守るための本能であるからです。
身体の具合の悪い方はたいがいといっていいくらいネガティブワードを使われています。体調が悪いからネガティブな言葉が出るのはわかりやすいのですが、ネガティブな言葉をつぶやくことこそが体調不良の大本であると認識されていないようです。
ポジティブな言葉を使えばいいのかというと、そこがまた難しいところなのですが、無理して「私は元気、私は幸せ!」とつぶやいても、実際は心の中で、「私はホントに運がないんだわ。私って不幸のかたまり。おまけに体調だって悪いし。」という考えが根付いている場合にはポジティブな言葉をつぶやいても効果はないでしょう。
ではいったいどうしたらよいのでしょう?
自分にウソをつかない程度のポジティブワードをつぶやくのがおすすめです。
「ああ、今日は調子がよくなりそうだわ」というのはどうでしょう。これはウソでもだましでもありませんね。そして調子がよいという結果を生み出すことになります。
間違っても「体調不良にはならなそうだわ」とはつぶやかないでください。この文章にはネガティブな言葉、体調不良という言葉が入ってしまっていますから。
身体はもともとよくなろう、調子のよいときの身体にもどろうという力が働いています。その証拠に擦り傷ができたとしてもすぐにかさぶたができてもとにもどってしまいますね。素晴らしい力です。そういう力が常に働いていることを忘れないでください。
そしてそれを助けるのが言葉です。言葉は間違いなく、その方向に人間の行動を決定していきます。体調ももちろん変化させてしまいます。
例えば、何人もの人がひとりを対象に、「今日は顔色が悪いね」と声掛けをしたとしますと、明らかにその人は体調不良になります。こんな簡単なことで我々は左右されてしまうのです。
心でつぶやく言葉にも十分気をつけながら生活したいものですね。
健康でいられるか、そうでないか、言葉→考え→行動→結果ということについて考えてみてくださいね。
今日もご精読ありがとうございました。
コロナ禍ですが、変なニュースは見ないで楽しいことを考えていきましょう。
634bodysalon(むさしボディサロン・整体・武蔵村山市)の阿部泰志でした。