私たちは生まれてから死ぬまで、さまざまな情報の中で生きています。
そしてさまざまなことを経験し、進化し、変化していきます。
そして環境から受けるさまざまな出来事によって影響され、進化・成長します。
しかし、時にはよい影響だけでなく、物理的にも精神的にもよくない影響を受けてしまうこともあります。よくない影響が与えられ続けてしまうと、それに対して自然に順応してしまいます。
ストレスを受けた精神と肉体は徐々に蝕まれていき、機能が落ちてしまいます。
例えば、「何となく体がだるい」とか「疲れが抜けない」というようなものから「腰が痛い」「肩こりがひどい」「眠りが浅い」などといったような状態になってしまいます。そして痛みが強くなっていき、機能しなくなってしまうこともあります。
薬局などにいくと、実にさまざまな健康食品や薬が所狭しと並べられています。
この症状にはこれ、というふうなPOPが書かれていて、あたかもそれひとつで症状が改善してしまうような錯覚を覚えます。
人間の体は複雑で、しかも精妙にできています。
痛みの症状などは、ひとつの原因ではありません。症状を生み出すに至った複数の原因があります。それは遺伝的体質であるかもしれませんし、環境によって負荷がかかったからかもしれませんし、栄養や排泄の問題かもしれません。
それに対して「これひとつで改善!」というのはうれしい言葉ですが、改善するかというとちょっと疑問です。多少はよくなる程度というのがほとんどではないでしょうか。
健康を維持、増進するには、原点にかえること、つまり栄養と休養、排泄に運動、環境づくり、そして思考も必要です。
「ああ、面倒くさいな。この商品ひとつで解決するのか……」という方はおそらく永遠に健康になれないでしょう。
クライアントの生活環境や日常生活をお聞きした上でアドバイスさせていただき、喜んでいただくのが私の使命です。「これひとつで解決しますよ」とは言わないとは思いますが、クライアントが今よりも快適に過ごす方法について、改善の手段はお伝えできるのではないかと思います。
頑張っている方を応援し、悦ばせたいというポリシーが634bodysalon(むさしボディサロン)の基本です。
今日もご精読ありがとうございました。
さまざまなアプローチで多くの方を幸せにする634bodysalon(むさしボディサロン)の阿部泰志でした。