腰痛予防、障害防止には足場を固めましょう。

2月に入り、雪の情報も増えてきました。

東北に行くとわかるのですが、

道路を歩くとき、雪国の人の歩き方と東京の人の歩き方は全然違います。

雪国の人はバランスを崩さずに歩くのですが、東京の人はツルツル滑りながら歩いています。

 

まず、靴底の仕様が違うというのもありますが、バランスを取りなれているから転ぶ確率が非常に少ないのです。

東京の人は凍った道に慣れていないばかりか、ちょっとでも滑ったときのバランスの補正の仕方がわからないのです。

そこで案外多いのが、滑ったときに踏ん張って筋肉を痛めてしまうケース、そして完全に足を取られて尾てい骨やひじ、頭などを打撲してしまうケースです。

特にお年寄りなどは一回骨折をしてしまうと、そこから寝たきりになってしまうケースなどもありますから要注意です。

最近ではないそうですが、凍った道路を歩いていて、すべった瞬間にバランスを取ろうとして腰を痛め、それ以来腰痛になってしまった方もいらっしゃいます。その方はそれ以来ぎっくり腰になる回数が増えてしまったとのことでサロンにお見えになりました。 痛いところをかばうように歩く癖がついているため、非常に左右のバランスが悪くなっておられましたが、比較的早く改善をされました。

また、雪ではありませんが、バスで立っているときに急ブレーキをかけられ、脚を踏ん張った瞬間にふくらはぎをおかしくしていらした方がいらっしゃいました。 このように人間はふいをつかれたとき、思いもしない障害を受けてしまいます。

雪で外がすべるとわかっているのならば、なるべく出歩かない方がいいのは当たり前ですが、靴裏につけるスリップ止などもありますから、そのようなものを用意して用心には用心を重ねる方がいいのは言うまでもありません。

どうぞ、あとしばらく雪や凍結した道路にはお気をつけください。

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