テンセグリティ構造

人間の体というのは精妙で、本当に驚くことばかりです。

すべての器官がハーモニーしていて、お互いにバランスを取って機能しています。

この子供用のおもちゃはそれを簡単に表現しています。

テンセグリティ構造というものです。木とゴム紐で構成されています。

木の棒の部分が人間の体でいうと骨、ゴムの部分が筋肉のようなものです。

上から押さえつけても、全体がきれいに沈み込みます。棒の部分は位置を変えながら、ゴムの部分はかかる負荷を全体に伝えます。

そして手を離すと元通りに復元されます。

これが簡単に言うと健康体です。

ちなみにこちらは、筋肉に弾力性がなく、骨を支える力、復元する力がなくなってしまったものです。上から押さえるとベシャっとつぶれて復元する力も弱々しく、全体がハーモニーしません。これが不健康な体のイメージとも言えます。

健康体であれば、どこか一箇所に負荷がかかってしまった場合でも、それを全体が組織としてカバーしあい、運動を助けます。

これは筋肉と骨との関係だけではなく、我々は内蔵、神経、リンパ、その他すべてがハーモニーしながら生きているわけです。ひとつひとつの臓器や器官は独立して機能しているようですが、このテンセグリティ構造のようにつながって協調して機能しています。

ですから、不調の原因はひとつではなく、負荷のかかった部分を中心に、全体のバランスを見ていく必要があります。

首の痛みが実は足首から連鎖しているということもあるわけですね。

木を見て森を見ないのではなく、常に全体を把握しながら患部をよくしていくということを634bodysalon(むさしボディサロン)では考えています。

ぎっくり腰、肩痛、慢性腰痛、頭痛、膝痛、すべてはそこだけではなく、ほかの場所が関与している可能性があります。

 

今日もご精読ありがとうございました。

武蔵村山市で整体、腰痛改善なら、整骨院、病院でも改善しない場合、一度ご相談ください。

634bodysalon(むさしボディサロン)の阿部泰志でした。

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