あるがまま
矢作直樹先生という東京大学医学部緊急医学分野教授がいらっしゃいますが、この先生の「悩まない」という著作があります。
なぜこのような本を買ったかと言いますと、当然、悩みが多いからこういう本を買ったのだと思います(笑)。
生と死を日常見つめながら生きていらっしゃる方の言葉には重みが感じられます。
「悩まない」の副題が「あるがままで生きる」です。
第一章「持たない」ということからスタートするのですが、確かに我々は「持ちたい」「所有したい」という欲が強く、そういう我欲にとらわれて結局は不自由な生活を送ってしまいがちです。
モノを所有することで雑念や邪念が増えてしまい、何かにとりつかれたように、「もっともっと、もっと欲しい」という気持ちになりますね。
この悩みの根源が「欲しい」という欲求で、「今あるもので満足する」ことができないことから悪循環を起こしてしまいます。
矢作先生はご自宅すら持たないそうです。大学病院内のご自分のスペースで生活されているそうです。
今あるもので足りる、ということが実は一番幸せのようです。
あの世に持っていけるのはこの世でのエピソードだけのようです。欲に絡まれた生活ではなく、何かを成し遂げることを自分の目標として私も生きていきたいと思います。
今日もご精読ありがとうございました。
慢性腰痛・疲労が抜けない方・肩こり・頭痛などでお悩みの方にお越しいただきたい634bodysalon(むさしボディサロン・整体・武蔵村山市)の阿部泰志でした。