朝晩、涼しくなりましたね。

秋と言えば、食欲の秋。

秋というだけでモリモリ食べれそうな気がしてきます。食べたら運動もしたいところですね。

新型コロナウイルスの影響でスポーツの秋が充実していない感じもありますが、マスクをつけてウオーキングならできますね。

先日もダイエットと健康づくりを兼ねてウオーキングを始めたという方がいらっしゃいました。この方、自他ともに認める三日坊主で、旦那様に「また始まった」と茶化されたりしているそうです。

「三日坊主でいいんじゃないですか」と申し上げたのですが、ご本人は真剣に「今度こそ続けたいんです」とおっしゃいます。

習慣を変えるのは大変です。しかし、運動の習慣がつけばしめたものです。自然に健康になりますし、セルフケアをする機会も増えるわけですね。

それで、この方の質問は要するに、どうやったら三日坊主で終わらずに習慣化できるかというものでした。

自分を変えていくというのは案外大変です。メイクのように素早く変身するというわけにはいかないからです。

「スイッチ」という、ダン・ハースとチップ・ハースという人の書いた本がありますが、この本は自分を変えていくということに関しては名著だと思います。ご自分の中にゾウとゾウ使いがいるというたとえで、ゾウ使いがいかにゾウを操ればよいのかということについて深く書いてあります。

本当に自分を変えたいと思う方は一読をおすすめします。

三日坊主を少しでも延長したいという方に少しでも参考になれば幸いのやり方についてお話したいと思います。

ひとつは1分やるということです。

人間はやりたくなくなると、必ずなんでもいいから言い訳を探してきて自己弁護をしてしまいます。目標を達成しようと思ったら、エベレストを踏破しようと思ったら、少しでも前に進まなくてはならないはずです。

多くの三日坊主の方は、がんばり屋さんで、目標を高く設定します。ジョギングを1時間、毎日行うとか、ちょっと目標を高くしすぎてしまうのですね。しかし1時間ではなく、1分にしてみたらどうでしょう。そして気分が乗ったら少し長めにすると。

気分が乗らない日でも1分ならできますね。靴をはいて外に出るだけなら、そうとうひどい病気でもない限りできるはずです。ですから言い訳ができないわけですね。

もうひとつは通り道に置くという方法です。

何を置くのかというと、例えばジョギングのときに身につけるキャップであるとか手袋であるとか、なんでもいいのですが、それに関連するものを通り道に置いて目につくところに置いておくことです。そうすることで忘れることができなくなりますね(笑)。

自分を変えるということは新しい習慣を身につけるということ。しかし新しい習慣は自然に身につくことはありません。自分の考えに基づいて出来上がっていきます。

そのためにハードルを低くすることと忘れにくくすること。自分をかわいがりながらも言い訳ができないように時間を最小にすること。気分のよい日にはそれを多めに取り組むこと、これが新しい自分になる秘訣だと思います。

三日坊主と自分にレッテルを貼るのではなく、新しい自分、楽しい習慣を見に付けた自分を想像して楽しみながらトライしてみてください。

今日もご精読ありがとうございました。

武蔵村山で肩こり、寝違い、腰痛、ぎっくり腰などでお困りの方はぜひご相談ください。

国立音大すぐ近くの634bodysalon(むさしボディサロン・整体・武蔵村山市)阿部泰志でした。

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