無欲という欲

無印という印みたいな感じですね。

最近思うことが多いのですが、「どうして人間は欲まみれなのか」ということです。

いや、これは自分が欲張りだからそう思うのだと思いますが、あれもしたいこれもしたいに始まって、あれも欲しいこれも欲しいと、つまりは煩悩に苛まれながら生きていくのが人間なのだろうかと思うわけです。

手に入らなければ苦しいことも、一旦手にしてしまえばすぐに飽きてしまう、そんなことも多いのではないでしょうか。

病気の原因は何だろうかと考えてみるにつけ、この欲という存在が原因を作り出していることが多いのではないかと思うのです。そしてこの欲の暴走が多くの病気の原因ではないかと考えるわけです。

例えば食べ過ぎ、飲み過ぎは当然病気を引き起こしますね。糖尿病になったり肥満になったり、そしてがんになったりと。この食欲の暴走が引き起こす結果は恐ろしいものがあります。

そして一旦病気になってしまうと、今度は治りたいという欲が出てくるわけです。では本当に治したいのかというと、「楽して治りたい」という欲があるわけです。「痛い思いをしたくない。いいお薬はないのかしら?」という思いが強くあるわけです。

そして自分で治そうということはせずに、お医者様にお世話になるわけです。

本当に信頼のできるドクターもいらっしゃいます。私の尊敬するお医者様もいらっしゃいますが、そうではなくて、人の話もろくに聞かずに話しながらパソコンにデータ入力をし続けて、「ああそうですか……」と身体をよく診ることもせず、触診もしないで、「ではお薬出しておきましょうねー」となるわけです。あるいは「悪いところを手術して取ってしまいましょうねー」となるわけです。

お医者様はお薬を売って、手術をしてお金をもらっているのですから当たり前の話です。

ちょっと誇張されているかもしれませんが、内海聡先生というお医者様は痛烈に現代医学を批判しています。特に精神科医についてはかなり恐ろしいことをおっしゃっています。

精神科医に行けば、当然のことながらお薬の処方を中心に治療していくわけですが、そのお薬自体が依存性の強いものであり、どんどん効かなくなってしまうようです。はじめは軽度のうつだったような患者さんでも、効かない薬の上に次の薬を処方されていき、薬物中毒者に仕立て上げられてしまうそうです。つまり永遠に通い続けてくれる上顧客になってしまうとのことです。

精神のことは、実はお医者様でも実はわからないのです。脳のことなど、まだまだなぞだらけなのです。人間の作り上げた薬などで修復するのは難しいのでしょう。

精神科の先生を批判する気持ちは私にはありませんが、内海先生の著作を読むと裏側が見えてきて怖くなります。

健康ということについて考えるにつれ、自己責任ということに突き当たります。もともと遺伝的に持っている障がいは別にして、自分で招いた不具合、不健康は、だれの責任でもなく、個人の責任であると思うのです。

ですから、健康になりたかったら健康のことを徹底的に調べてみればいいのです。そしてそれを片っ端から実践してみるとよいのではないでしょうか。一つの健康法が万人に効くとも思えないのです。それは個体差があるから当たり前のことだと思うのです。ですから、調べて実践してみて自分には合うのかどうか、そして健康にすごすにはどうすればいいのか、ということが見えてくると思います。

欲を断ち切ることはとても難しいことです。またその欲を手放したいという欲も出てくるからです。無印良品という印があるように、無欲という欲もまたあるのです。

しかし、現代社会になぜこれほど病人が多いのか、言葉を厳しくお伝えするならば、加工物まみれ、農薬まみれの野菜を食べ、コンビニのパンにどれだけ毒物が入っているか、見もせず体に取り込んでいれば、それは当たり前のことです。ショートニングだとかマーガリンだとか、もう諸外国では毒物扱いしているものも入っているわけです。「マーガリンパン」なんていって白砂糖とトランス脂肪酸だらけの商品を平気で販売しているお店もお店ですが、それを確認しないで食べて「なんかガンになっちゃったー」って言っている人も多いわけです。

健康づくりは自己責任だと思います。自分の身を守るには自分しかないということは常に考えておいていただきたいと思います。

そしてその上で、さらに健康になる方法をお伝えするのが私の仕事だと思っております。

本日もご精読ありがとうございました。

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阿部泰志でした。

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