「風邪は万病のもと」という言葉について考えてみたいと思います。
goo辞書によりますと……
「風邪はあらゆる病気を引き起こす原因になるから、用心が必要であるということ。たかが風邪と甘く考えないように戒める言葉。風邪は百病の長。」
とありました。
この文から考えますと、風邪を引くと、連鎖的に他の病気を引き起こすから用心しなさいというのが本意であると思いますが、果たしてそうでしょうか?
にわとりが先かたまごが先かということになりますが、もちろん風邪を引くことで抵抗力が落ち、他の病気に抵抗できずに病気になってしまうということはもちろんですが、
そもそも風邪を引いたのは抵抗力が落ちているから、免疫力の低下、自己治癒能力の低下が原因とも考えられます。むしろ私はそちらの方が先ではないかと思います。
風邪を引いたということはすでに免疫力が落ちてしまっている。その原因は精神的なストレスであったり、オーバーワーク、不自然な姿勢での生活が続いたりというようなことではないでしょうか。
そもそも人の身体はコンディションが最高であれば、身体の中に入ってきたウイルスなり病原菌なりを駆逐してしまうようにできているわけですから、病気にかかる、つまり風邪を引くというようなこともその方のレディネスができていないということではないでしょうか。
たかが風邪−−風邪のような軽い病気にかかってしまうほど免疫力が落ちているわけですから、ほかの病気にもかかりやすいわけです。
そして、実はぎっくり腰などの腰痛−−慢性、急性合わせて、風邪気味のときには起きやすいのです。
慢性腰痛をお持ちの方が風邪を引いたとすると、悪化してしまう可能性が強いわけです。
そういう意味で、風邪を引いてしまったときには、回復力を上げる、免疫力を活性化させなくてはいけないわけですね。
この梅雨の時期、気温が不安定です。
どうぞ、風邪など引かれないように、万が一引いてしまっても早く回復するように、バランスの取れた食事、休養、睡眠を十分にお取りください。
きょうもご精読ありがとうございました。
武蔵村山市の整体サロン、634bodysalon(むさしボディサロン)阿部泰志でした。
それではまた。