スタンダードを信じる?

例えば健康診断に行くと、採血からレントゲン、血圧、身長、体重、腹囲……さまざまな検査をされます。

そして結果が手元に届いて見てみると、少しでも基準値をオーバーしたものに「要観察」とか、「要医療」というような記載がされ、大変なことになっていますよ、という警告がされます。

私は、都立校の教員だったころ、よく健康診断をサボり管理職に叱られていました。「あなたはなぜ健康診断を受けないのですか?」と聞かれるので、「健康で調子も気分もよく、痛みも苦しみもありません。なのでレントゲンで被爆したり、血圧が少し高いとか低いとかで薬を飲まされるのも嫌だからです。」と反論していました。

「阿部君、それはわかるよ。わかるけど、決まりなんだから、規則なんだから受けなさい。」というのです。

そう言われると、へそ曲がりですから、やっぱり受けません。検査病院に予約して、都合が悪くなったから延期してくださいと、ずうっと延期しっぱなしです(笑)。

血液を抜かれるくらいはいいんです。しかし、それを検査して、例えばコレステロールの値がどうだとか、悪玉だとか善玉だとか……

そもそもコレステロールに善悪なんかないと思います。身体に必要なものが必要な程度に分泌されているわけです。

いや、私は健康診断反対派というわけではないのです。ただ、お医者さんがあまりにも平均数値にこだわるということが納得いかないわけです。

私がこういう考えになったきっかけに、やはり職場での健康診断があります。血圧の数値が普通の血圧から数字で1、たったの1違っただけで薬を飲みなさいと言われたのです。

あまりにもロボット的ではありませんか。しかも、私は気になったのでいろいろなところで血圧を測ってみましたがいずれも正常値の値でした。つまり測り方やそのタイミングというもので多少は誤差があるのは当たり前です。

これで薬を飲んで血圧を下げてしまうということは何を意味するのでしょう。私の身体は正常であったにもかかわらず、薬で血圧をコントロールされてしまうことになるのです。正常を異常にし、自分の力でコントロールできないようにしておいて薬を買わされるということになります。

我々は実費で医療費を払うわけではなく、何割かの負担で病院に行き、そして薬を買わされるわけですが、あまり高額には感じないと思います。そしてお医者さんという権威の言うことは間違いないと思っています。

しかし、よく考えてください。お医者さんもビジネスです。薬局もお医者さんとつるんだビジネスです。慈善事業でやっていることではないのです。

私が薬を飲まないのは、薬によって自分の免疫力を失いたくないからです。

人間の身体のことはまだまだわかっていないことの方が多いわけです。解剖して筋肉や骨や神経のことは多少わかっても、そのハーモニーについてはわかっていません。

そこでコレステロールだけを見て、高いだの、善だの悪だのと決めつけるやり方はどうかなと思ってしまうのです。

早期発見早期治療はわかります。もちろん検査はした方がいいと思います。しかし、原因を取り去ることなく、降圧剤などで結果を変えてしまうのは乱暴ではないかと思います。それをルールだからと言われても……

必要ない薬を飲まされるということは必ず連鎖して副作用が出るわけです。それを義務だからというのはどこか間違いがあるような気がします。

健康が一番だと考えます。健康であればお金も稼げるし、時間もできる。そして何より幸福です。

スタンダードにこだわるあまり、権威に騙されて身体を壊すことには反対です。

検査結果を見て、いろいろな本を読んだり、思考して対処していくのがよいのではないでしょうか。

何でも平均がいいというのは、得意がなく不得意もないような人間かもしれません。ある数値が高かったり低かったりしても、それが著しくなければ、全体としていいハーモニーをしているということも考えていいのではないかと思います。

あまり小さな数字に感情を揺らぶられず、全体として身体を見ていくのがよいと思います。

今日もご精読ありがとうございました。

玉川上水・国立音楽大学近くの634bodysalon(むさしボディサロン・整体・武蔵村山市)は小さな部分にこだわらず、身体全体にアプローチいたします。

阿部泰志でした。

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